シロ
ねえクロ、薬局に転職する際どんなところにを見るべきかな?
転職の際にチェックするところは、転職者の年齢や何に重きを置いているかにも変わってくるから一概には言えないな…
とりあえず若手の薬剤師(20代)が薬局をチェックポイントについて今回は教えるね
クロ
転職先の薬局を選ぶ際のチェックポイントについて
今後、薬局の数は3万軒になるように薬局業界は再編に向かうんだ。そして薬剤師の数も需要が供給を上回り、能力の低い薬剤師は臨床現場では必要とされなくなるっていうところは大丈夫だよね?
クロ
シロ
これは前に教えてもらったから大丈夫。
薬剤師の資格をもっていても臨床現場で働かなくちゃいけないわけじゃないから、別の職種を選んだっていいって話だったよね
そう、今後高齢化とともに医療のニーズは増えてきて、一般企業も健康や医療分野の事業に進出するところも増えてきているんだ。
臨床現場で生き残れる自信がないなら、こういうところを転職視野に入れてもいいかもしれないね。この場合の転職支援サイトはマイナビ薬剤師がオススメだよ
クロ
会社の規模の大きさ、給与や休暇、福利厚生の待遇だけで薬局を選ばない
まず、今後の薬局選びで重要なのは会社の規模の大きさ、給与や休暇、福利厚生の待遇だけでは選ばないこと。
クロ
シロ
ええーむしろ転職の際はここが重要なのかと思ってた…
ここも無視していいわけではないけど、薬局業界は変革が起きる業界だからね。
ネームバリューや待遇だけで選んだ人は、さらに大きな企業や待遇に魅かれて転職を繰り返して、中途半端な薬剤師になって淘汰されてしまう可能性が高いんだ
クロ
成長できる環境があるかどうかをチェック
転職先の薬局を選ぶ際のポイントについて、自分が成長できる環境があるかどうかをチェックすること。これが若手の薬剤師には一番大事。
クロ
シロ
自分が成長できる環境かどうかか…
なぜかというと、この薬局業界が今後どうなるかは分からないんだよね。だからどんな変化に対応できるように薬剤師としての市場価値(マーケットバリュー)を高めておく必要があるよね
クロ
- 会社の企業理念が明確で、企業理念を具体化する行動指針があり、働くスタッフがきちんと方向性を理解していること。
- 会社の教育システム、学会参加や自己学習のためのサポート体制
会社の教育システムなどは、転職エージェントから教えてもらえるね
クロ
シロ
じゃあ企業理念とかはどうだろう?
面接の際に、自分と同じ年くらいの薬剤師との面接をセットしてもらい反応を見てみるのがいいよ。また別の機会に店舗にいって言動などを確認してみることも。
もしそれでダメなら経営層は優秀だけど、現場にはきちんと落ちていない可能性が高いからね
クロ
転職先の薬局を選ぶ際にチェックポイントのまとめ
今回は、若手薬剤師(20代)が転職先を選ぶ際には、ネームバリューや待遇だけで選んではダメで自分が成長できる環境かどうかをチェックすることが重要ということを解説しました。
シロ
ちなみに30代だと違うの?
30代でもほぼ同じだけど、30代は成長できるかどうか=活躍できるかどうかを面接などでチェックしたほうがいいよ。30代の成長は自分でつかみ取るものだからね
クロ
- どんな薬剤師を求めていて、どんな活躍を期待しているのか?
- 今、社内で高評価を得ている薬剤師はどんな薬剤師か?なぜ活躍しているのか?
- 中途で入った薬剤師で活躍している人はどんな店舗で勤務し、今どんな業務をしているのか?
今回の話題はぜひ理解して、このような視点で転職先をチェックしていただきたいと思います。
とはいえ、ひとりで行う必要はありません。転職エージェントをうまく活用して市場価値の高い薬剤師を目指していただければと思います。
薬剤師としての市場価値を理解しよう!
調剤の外部委託、業界の再編、零売の規制、Amazon薬局など、薬剤師を取り巻く環境が大きく変化しています。
これから先、必要とされない薬剤師にならないようにまずは自分の市場価値を理解しましょう。