今回は、いま一番勢いのある薬局グループのHYUGA PRIMARY CARE株式会社、きらり薬局グループについて調べてみます。
今後、薬局が淘汰されていく不安がある中、きらり薬局は黒木社長や、人事担当の方がSNSで情報発信されていて、とても魅力的に見えている薬剤師の方も多いかと思います。
会社の基本情報や年収、展開する薬局の加算状況、また口コミ情報も紹介しますので、きらり薬局に転職を希望している方はもちろんのこと、勢いのある薬局グループの情報を目にすることで会社情報を見る目が肥えてくるかと思います。
目次
きらり薬局グループの基本情報
何の為に働くのか？
処方せん（ケアプラン）を元気に変える。
患者さん（利用者さん）が24時間365日、
自宅で「安心」して療養できる社会インフラを創る
医療人としてのマインドが強く出ているね。また在宅への関心も強いように見えるね
クロ
社名：HYUGA PRIMARY CARE株式会社
住所：〒816-0802 福岡県春日市春日原北町2丁目2番1号
代表取締役：黒木 哲史
きらり薬局の店舗数は2020年11月時点で33店舗あります。
福岡県：22店舗
東京：1店舗
千葉：5店舗
神奈川：5店舗
シロ
福岡、東京、千葉、神奈川に 薬局を展開する調剤薬局グループと書かれているけど、メインは福岡みたいだね。
きらり薬局グループの年収や福利厚生について
きらり薬局グループの年収や勤務時間、福利厚生などはどうなのでしょうか？
新卒薬剤師について
新卒薬剤師については現在（2020年11月）採用を行っていないため、給与情報はありません。
シロ
新卒は募集していないのか、残念…
中途薬剤師について
年収については、勤務する店舗によって異なるようです。また働き方によって給与についても変動することが記載されています。
A店：月給375,000円〜433,000円
B店：月給311,000円〜340,000円
共通項目
S1(エスワン): 多くの知識・経験を積みたい、年収も重視したい方向け。
WB(ワークバランス):週40時間、残業ゼロでプライベート充実。
FF(ファミリーフレンドリー):週30時間、残業ゼロ。ご家庭との両立
PT(パートタイマ―):完全時給制。好きな時に好きなだけ働きたい方へ。
自分の生活や働き方に合わせやすいのはとてもいいね
クロ
勤務時間は月単位の変形労働時間制で月間172時間と記載があります。
月単位で172時間が変わるのか、それとも12カ月172時間なのか気になるな。ずっと172時間なら、少し勤務時間長いな
クロ
きらり薬局の加算状況について
きらり薬局グループが各地方厚生局に届け出している算定状況についてみていきましょう。
福岡県の状況は11月時点、東京、神奈川、千葉の状況は10月時点のものです。尚、33店舗あるのですが、福岡の1店舗の状況が見つけられませんでしたので、32店舗中の割合で紹介します。
| 加算項目 | 数(n=32) | 割合 |
| 調剤基本料1 | 30 | 93.8% |
| 後発医薬品調剤体制加算３ | 27 | 84.3％ |
| 地域支援体制加算 | 23 | 71.9％ |
| 在宅患者訪問薬剤管理指導料 | 32 | 100％ |
| オンライン服薬指導 | 32 | 100％ |
シロ
今の薬局に求められていることはしっかり出来ている感じ♪
きらり薬局の口コミについて
口コミはあまりあてにはならないのですが、働いていた社員及び薬局に訪れた患者さんの口コミを調べていきたいと思います。
給与面に対しては特に一般的な印象です。ただ業務内容が忙しいといった意見が多く見受けられます。また女性やライフワークバランスをとる上では高評価ですが、やりがいについては賛否分かれている印象です。
在宅やっているせいか忙しいのは仕方がない気がする
クロ
口コミサイトから退職者の口コミを調べてみると、やはり残業が多いことへの声が多くあがっているようです。
また研修制度がないという口コミもあったが、今では実施されている様子
在宅メインの薬局である以上、激務なのは仕方ない気もするが、それに見合う給与でもないようなので合う合わないが大きくありそうですね
クロ
- 空いているのに待ち時間が長い
- 保険証忘れ時の対応が画一的だった
- 受付やら調剤室で笑い声がたくさん
シロ
なんかきらり薬局だから出る意見でもなく、どこでもありそうな意見だから、あまり気にしなくてもよさそう
まとめ
今回はきらり薬局グループについて調べてまとめてみました。
給与や休暇などの待遇面では、他社として比較して大きな魅力は少ないかもしれません。
ただ後発品使用促進、在宅医療やオンライン服薬指導など、国が薬局に求めていることをしっかり実施していくことがみてとれるので、今後淘汰されづらい薬局ではないでしょうか？
また黒木社長などカリスマ性のある社長ですので、今後も目を離せません。
興味がある方は、問い合わせしてみるのもよいのではないでしょうか？
薬剤師としての市場価値を理解しよう！
調剤の外部委託、業界の再編、零売の規制、Amazon薬局など、薬剤師を取り巻く環境が大きく変化しています。
これから先、必要とされない薬剤師にならないようにまずは自分の市場価値を理解しましょう。