「もう使わないし、退会しておけば大丈夫だよね」そう思って転職サイトを退会したのに、数ヶ月後に「新着求人のご案内」のメールが届いた経験はありませんか?

シロ
えっ、退会しただけじゃデータ消えてないの?それって大丈夫なの?
実は「退会」と「個人情報の完全削除」は別物なんだ。特に薬剤師は機密性の高い情報が多いから、しっかり「削除権」を行使すべきだよ。

クロ
- 「退会」と「個人情報削除」の法的な違い
- 転職サイトが退会後もデータを保持する理由
- そのままコピペで使える「削除依頼テンプレート」
- 対応されない場合の法的対処法
目次
なぜ薬剤師は個人情報の完全削除にこだわるべきか
多くの転職サービスでは、退会後も「統計データとして」などの理由で情報を保持し続けています。特に薬剤師の場合、以下のような機密性の高い情報が登録されているため、より慎重な対応が必要です。
- 薬剤師免許番号
- 勤務先医療機関の詳細情報
- 調剤過誤や患者対応に関する相談履歴
- 給与・待遇などの機密情報
薬剤師は医療従事者だから、免許番号などの扱いには特に敏感になるべきだよね。個人情報保護法で認められた権利を堂々と使っていいんだよ!

クロ
「退会」と「個人情報削除」の決定的な違い
| 項目 | 退会処理 | 個人情報削除 |
|---|---|---|
| データの保持 | 残る場合が多い | 完全に削除 |
| メール配信 | 止まる(場合もある) | 確実に止まる |
| 法的根拠 | サービス規約に基づく | 個人情報保護法に基づく |
なぜ退会後もデータが残るのか?
転職サイト側には、サービス改善のための動向分析や、税務署への報酬支払い記録(7年間)などの保存義務があるため、あえてデータを残す事情があります。だからこそ、「明示的な削除請求」が必要なのです。
個人情報保護法に基づく「削除請求権」とは
個人情報保護法の第33条(利用停止等)では、本人がデータの利用停止や消去を請求できる権利が認められています。以下の場合は、事業者は遅滞なく対応しなければなりません。
- 利用目的を達成し、もう利用しない場合
- データ漏洩リスクへの不安がある場合
【コピペOK】個人情報削除依頼メールテンプレート
テンプレート①:詳細版(確実に対応してもらいたい場合)
法的根拠をしっかり記載し、確実にデータを消去してもらいたい時に使用してください。
件名:個人情報の削除および第三者提供停止の請求
〇〇株式会社
個人情報管理責任者 御中
私は、貴社が運営する転職支援サービス「〇〇〇〇」の利用者でした〇〇〇〇(氏名)と申します。
令和〇年〇月〇日に退会手続きを完了いたしましたが、個人情報保護法第33条(利用停止等)に基づき、以下の対応を請求いたします。
【請求内容】
1. 貴社が保有する私の個人情報の完全な削除
(氏名、住所、電話番号、メールアドレス、薬剤師免許番号、職務経歴、その他一切の個人情報)
2. 提携先企業への第三者提供の即時停止
3. 削除完了後の通知
【登録情報】
氏名:〇〇 〇〇
登録メールアドレス:xxxxx@xxxxx.com
登録電話番号:090-xxxx-xxxx
つきましては、受領後2週間以内にご対応いただき、対応完了の旨をご連絡いただけますようお願い申し上げます。
「法律(第33条)」の単語を入れるだけで、相手側の対応の真剣度が全く変わるよ。遠慮せずに使おう。

クロ
削除依頼の5ステップマニュアル
- STEP1:まず通常の退会手続きを完了させる
- STEP2:公式サイトの「個人情報保護方針」から責任者の連絡先を確認
- STEP3:テンプレートを使って削除依頼メールを送信
- STEP4:対応期限(2週間〜1ヶ月)を待つ
- STEP5:削除完了の通知を保存する
対応されない場合の対処法
もし無視されたり拒否されたりした場合は、以下の手段があります。
- 内容証明郵便:相手に「本気度」を伝え、法的な証拠を残す。
- 個人情報保護委員会への相談:国の機関に苦情を申し出る(03-6457-9680)。

シロ
国の機関が相談に乗ってくれるなら安心だね!テンプレートを使って、自分の情報をしっかり守ってくるね!
まとめ:自分の情報は自分で守る時代
薬剤師は免許番号や過去のトラブル履歴など、流出すると困る情報を多く持っています。転職活動が終わったら、「退会+削除依頼」をセットで行う習慣をつけましょう。それが、医療従事者としての自分自身を守ることにつながります。
自分の情報を適切に管理できてこそ、一人前の薬剤師。このチェックシートを活用して、スッキリした状態で新しい職場へ向かおう!

クロ
