フェブキソスタットの徐放性製剤は有効ですか？

本日の文献

Saag, Kenneth G., et al. “Efficacy and Safety of Febuxostat Extended and Immediate Release in Patients With Gout and Renal Impairment: A Phase III Placebo‐Controlled Study.” Arthritis & Rheumatology 71.1 (2019): 143-153.PMID: 30073793

本サイトの論文要約について

本サイトでは、日々の情報収集としての医学文献の読み方でタイトル、背景、結論の３つだけを読むことをオススメし、私自身も実践しております。

日々、しっかりと論文を批判的吟味している方からすると内容が十分ではありませんがご了承ください。

【レベル１】アブストラクトをポイントに絞って読む

タイトルを読んでみる

Efficacy and Safety of Febuxostat Extended and Immediate Release in Patients With Gout and Renal Impairment: A Phase III Placebo-Controlled Study.
（痛風および腎障害患者におけるフェブキソスタットの持続性および即時放出の有効性と安全性：フェーズIIIプラセボ対照試験。）

背景を読んでみる

To assess the efficacy and safety of febuxostat extended release (XR) and immediate release (IR) in patients with gout and normal or impaired renal function.
（痛風および腎機能が正常または障害のある患者におけるフェブキソスタット持続放出（XR）および即時放出（IR）の有効性と安全性を評価する。）

結論を読んでみる

Both formulations of febuxostat (XR and IR) were well tolerated and effective in patients with gout and normal or impaired renal function, including patients with severe renal impairment.
（フェブキソスタット（XRおよびIR）の両製剤は、重度の腎機能障害の患者を含む痛風および腎機能の正常または障害のある患者で忍容性が高く、効果的でした。）

【レベル２】アブストラクトをPICOでまとめてみる

P（どのような患者に）

history of gout and normal or impaired (mild-to-severe) renal function、(n = 1,790)

I（どんな介入をすると）

febuxostat XR 40 or 80

C（何と比較して）

placebo, febuxostat IR 40 or 80 mg

O（どのような結果になるか）

proportions of patients with a serum urate (UA) level of <5.0 mg/dl at month 3 (primary end point)

その他の補足事項

結果はどうだったか？

論文を読んだ感想

主

フェブキソスタットの徐放性製剤と普通の製剤の比較ですね。
普通錠40㎎より徐放性製剤40㎎のほうがいいようなことが書かれていますが、すこし鵜呑みにするのか危険かなと思います。
なんとなく徐放性製剤をアピールしたくて公開しているのでは？と勘ぐってしまいます(;^ω^)

今回読んだ医学論文

Saag, Kenneth G., et al. “Efficacy and Safety of Febuxostat Extended and Immediate Release in Patients With Gout and Renal Impairment: A Phase III Placebo‐Controlled Study.” Arthritis & Rheumatology 71.1 (2019): 143-153.PMID: 30073793

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